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POP MART、売れる? 歴代のポップマートをチェック

【2025年最新】POP MARTの動向と今後を読み解く:成長を牽引する3つのキーワード

デザイナーズトイの世界を席巻しているPOP MART(ポップマート)。ブラインドボックスを開ける瞬間のワクワク感は、もはや世界共通の体験となりつつあります。2025年に入り、その勢いはさらに加速。今回は、最新のリサーチを基に、POP MARTの現在の動向と今後の展望を読み解くための3つのキーワードをご紹介します。

1. グローバル市場での「爆発的」な成長

POP MARTは、中国を拠点としながらも、もはや国内市場に留まらないグローバル企業へと進化しています。2025年第1四半期の決算情報からも、その勢いは明らかです。特に欧米市場での売上は前年同期比で600%を超える大幅な成長を記録し、アジア以外の地域でもファン層を急速に拡大していることがわかります。

サンディエゴ・コミコン2025への出展は、このグローバル戦略の象徴と言えるでしょう。限定フィギュアや新作の先行販売を通じて、現地のファンとのエンゲージメントを深め、ブランドとしての地位を確固たるものにしています。この勢いを維持するためには、各地域の消費者の嗜好に合わせた製品展開やマーケティングがさらに重要になってくるでしょう。

2. 強力なIPと新たなコラボレーションの「深化」

POP MARTの成功の鍵は、間違いなく魅力的なオリジナルIP(知的財産)にあります。特に「LABUBU(ラブブ)」を擁する「THE MONSTERS」シリーズは、2025年も引き続き成長を牽引しています。この主力IPの持つ高い人気が、会社の業績を力強く支えているのです。

また、IPの魅力をさらに高めるため、外部とのコラボレーションも活発に行われています。2025年には、日本国内でユニクロUTとのコラボが実現し、「THE MONSTERS」シリーズのTシャツやスウェットが発売されました。さらに、「名探偵コナン」や人気ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」のアニメシリーズ「アーケイン」とのコラボも発表され、幅広い層のファンを取り込む戦略を推し進めています。

3. 多様化する「製品カテゴリー」への挑戦

これまでデザイナーズトイが中心だったPOP MARTですが、製品カテゴリーの多様化も進んでいます。フィギュアやブラインドボックスだけでなく、ぬいぐるみが新たな収益源として急成長を見せています。

そして、最も注目すべき動きの一つが、家電業界への参入です。フィギュアで培った「情緒的価値」を家電製品に落とし込み、従来の機能性だけでなく、デザインやキャラクターの魅力を融合させた新しい市場を切り開こうとしています。これは、単なるおもちゃメーカーから、よりライフスタイル全般に関わるブランドへと進化しようとするPOP MARTの明確な意志を示しています。

まとめ:2025年は「進化」と「拡大」の年

2025年のPOP MARTは、単に既存の製品を売るだけでなく、グローバル市場での存在感を高め、新たなIPやコラボを通じてファンベースを広げ、さらには製品カテゴリーの境界を超えようとしています。

これらの動向は、デザイナーズトイ業界全体のトレンドを形作るものと言えるでしょう。今後もPOP MARTの「進化」と「拡大」から目が離せません。